日本大学教授 高阪宏行
この度、地理情報システム(GIS)の季刊誌GIS NEXTが刊行されることになり大変喜ばしい限りです。GISに係わる人々の数は、この数年間着実に増加しております。
また、GISに寄せる期待度は年々高まっております。このような状況にあって、わが国にGISに関する教科書や専門書は数多く出版されておりますが、専門雑誌については1つもないことはまことに寂しい限りでした。したがって、GIS
NEXTに寄せる期待もまことに大きなものになるでしょう。それは、わが国におけるGISの現状を紹介するとともに、その近未来を展望することにあります。幸いにして、雑誌の編集スタッフに恵まれ、豊かで魅力的な内容が提供されるようです。是非とも、GIS
NEXTがGIS産業の創生と発展を牽引するような役割を果たしていただければと祈念しております。 |