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2013年10月15日掲載

大データ量・高速処理に優れたワークステーションが
精緻な街並みを描き出す

—— 日本ヒューレット・パッカード hp
HP Workstation Z シリース
GISの高度な処理の要求にも応える HP Workstation Zシリース 
 
 さまざまな分野で活躍する、日本ヒューレット・ パッカードの高性能なワークステーション(WS)。インテル® Xeon® プロセッサーを搭載し、高い信頼性で、高度化する処理ニーズに確実に応える。ますます大容量、高速処理が求められる空間情報の世界でも、その活躍の舞台は広がっている。
 
 次世代データベース開発にもWSが活躍  
 さまざまな分野で活用されるGISのなかでも、初期から主要な用途だったのが、道路や各種ライフラインなどインフラストラクチャーの構築・管理。そんなインフラのひとつに、電話網がある。NTTは、すでに電電公社時代の1970年代に設備台帳の自動認識技術の研究を開始。85年には設備管理用のGISを導入し、2000年には大規模な投資のもと、全国都市計画図の電子化、電柱・マンホールの位置登録を行っている。
 こうした歴史の上に、2011年、NTTグループの空間情報関連の事業を集約・独立させる形で設立されたのが、NTT空間情報株式会社である。事業の柱は、高付加価値のGIS基盤の提供サービスである「GEOSPACE」。建物・住所等の電子地図、航空写真、衛星写真などのコンテンツ販売のほか、これらをクラウド環境を通じて提供する「GEOSPACECDS」や、3D地形モデルの構築も行っている。
 このNTT空間情報で、次世代の空間情報データベース構築に携わっているのが、次期システムPT担当課長の中野浩氏、主査の鈴木覚氏のお二人。日々の業務に、日本ヒューレット・パッカードのワークステーションを駆使しているという。
 「現行のデータベースも7、8年が経過、その間にハードウェア、ソフトウェアともに格段の進歩を遂げています。そうした進化を織り込み、次のデータベースを作ろうというのが我々の仕事。そのためのテスト環境の構築の核となるのがワークステーションです。特に扱うデータの量が多いのが、地図データベースの特徴。しかもその容量は一昔前の10倍、100倍にも達しています。航空写真などは、それだけでテラ単位になります。
 そうしたデータをストレスなく動かし、演算処理したい。加えて、一度構築してしまえばそれでいいというわけではなく、毎年のように地図は更新していかなければならない。これはNTTの使命ともいえます」(中野氏)
    それだけに、処理能力が高く、信頼性も高いワークステーションの存在は不可欠。その点で、マシンそれ自体が高性能であるだけでなく、サポート体制も充実している日本HPには満足度が高い、という。
 「我々の業務はハードウェアの性能に依存する部分が大きい。過去、思うように処理が進まなかったり、長時間かけた処理が途中でダウンして苦しい思いをしたこともしばしばあります。ハードウェアの性能向上はただちに効率化やコストダウンに繋がるだけに、普段から興味を持っています。実はここ最近、日本HPの新機種を試用しているのですが、これもなかかいいですね。導入を検討したいと思います」(中野氏)
 ちなみに試用している機種は、インテル® Xeon® プロセッサー E5‐2600/1600ファミリー搭載のHP Z420 Workstation。最大8コアを、さらに2スレッドずつに分割、最大16スレッドの並列処理に切り替えて使うことができるのも魅力という。
NTT空間情報 次期システムPT担当課長中野浩氏と次期システムPT主査鈴木覚氏
NTT空間情報 次期システム PT 担当課長 中野 浩氏(右)と、次期システム PT 主査 鈴木 覚氏(左)

box  信頼性の高さで評価される日本HPのWS  
 NTT空間情報に限らず、地図ビジネスの分野においては、提供するデータの大容量化、処理の高速化のニーズは、ますます強まっている。それだけに、特にプロが使うGISプラットフォームとしては、いかに性能が向上したとはいえパソコンでは力不足。充分な処理速度と信頼性をもって応えることができる存在となれば、ワークステーションをおいてない。
 日本HPのワークステーションは、インテル® Xeon® プロセッサーのような高性能CPUを最大2基装備。高性能グラフィックスボードやGPUに加え、大容量メモリも搭載可能で、高度な処理を安定して行うことができる。
 また、米シリコンバレー発祥の企業でありながら、1999年7月からは東京・昭島工場での生産を開始。きめ細かなカスタマイズと素早い納期、手厚くレスポンスの早いサポート体制の証として「東京生産」を強く打ち出している。
 こうした積み重ねによって、HP Workstationは5年連続国内シェアNo.1※を獲得。
※出典:IDC's Worldwide Quarterly Workstation Tracker,2012 Q4

   さらにこの10月には、ワークステーション製品群に、新たにノート型モバイルタイプの「Z Book」を加えるとともに、モニタもすべて「Z Display」に一新。ワークステーション統一ブランド「HP Workstation Zシリーズ」として、ラインナップを充実させている。
 特にパソコン・ユーザーの場合、OSとしてWindows XPを使い続けているケースも多いはずだが、XPのサポートは来年(2014年)4月に終了の予定。セキュリティ上、非常に大きな課題を抱えていることになる。業務で使用する場合、検証期間などを考えると、なるべく早い時期の移行が求められている。
 こうした点から考えても、マシン入れ替えの際には、高性能なワークステーションを選択肢の一つとして検討するよいタイミングとなりそうだ。
日本家屋_CE1 自社オリジナルコンテンツ
NTT空間情報が提供する「GEOSPACE 電子地図」。グレードに応じ、詳細な住所、目標物も表示。
また標高データや建物レーザーデータなども統合した3Dデータの提供も行っている。
 
関連リンク
NTT空間情報株式会社
 http://www.ntt-geospace.co.jp/

お得な製品キャンペーン
 http://www.hp.com/jp/ws_campaign
アンケートキャンペーン「アンケートに答えてHP ElitePad 900を当てよう!」(10月末日まで)
 http://www.hp.com/jp/ws_present
GIS向けソリューションページ「HP WorkstationでGIS環境を加速」
 http://www.hp.com/jp/ws_gis


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【過去の記事】
(2013/07)先端の次世代地図データベース開発を大データ量・高速処理に優れたワークステーションが支える


 

 


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