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日本ヒューレット・パッカード
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パワフルなワークステーションと大判プリンターで
京都の歴史空間を自在に再現(2/2) |
■ 立命館大学文学部地理学教室
■ 立命館大学歴史都市防災研究所
■ 立命館大学アート・リサーチセンター |
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←歴史GIS研究を支える膨大な作業 |
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GISによるヘヴィな処理を可能にするワークステーション |
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「歴史GIS研究のプロジェクトでは、とりわけ大量のデータをハンドリングしなければならないので、その成否や作業効率はマシンの性能に大きく関わってきます。今、われわれのチームでは日本HPのワークステーションを中心に使用していますが、ArcGISやAdobe Photoshopでのビッグサイズデータのハードな処理もストレスなくこなせるので、とても助かっています」
矢野教授のチームが使用しているのは、日本HPのデスクトップワークステーション、HP Z820、HP Z800、HP Z620、HP Z400およびモバイルワークステーションHP 8570wなど。とりわけ、ハイパフォーマンスが必要とされるところには、最新のインテル® Xeon® プロセッサー E5-2600v2ファミリーを内蔵したデスクトップワークステーションの最上級機種HP Z820を2台、それぞれ128GBの大容量メモリを搭載して使っている。
実際、ArcGISで全国町丁目データを読み込み、日本地図を表示してもらったが、スムースに鮮やかなコロプレスマップが表現された。また、江戸時代の洛中洛外図屏風の高精細デジタル画像や、3Dモデルとヴァーチャルリアリティ技術を使った祇園祭バーチャル山鉾巡行のアニメーションなどを4Kディスプレイで鑑賞したが、そのダイナミックな表現には目をみはるものがあった。
さらに、マシンの安定性、堅牢性も日本HPのワークステーションに対する信頼につながっている。研究チームでバーチャル平安京の構築を手掛けている河角龍典准教授は言う。
「日本HPのマシンは他社の製品に比べて圧倒的に故障が少ない。私はもうずっと“HP派”ですよ」 |
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GIS によるビッグデータの処理には
日本HPのワークステーションが不可欠だ |
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3Dデータで作成したバーチャル山鉾巡行の景観 |
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3Dプリンタで出力すると見事な山車のフィギュアが出現 |
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京都の歴史を豊かに再現するプリンター |
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歴史GIS研究を支えているのは、大容量データを処理するワークステーションだけではない。作成したデータを紙などの媒体に再現するプリンターも重要だ。とりわけ、古地図を部分ごとに精密スキャンしたデータをつなぎ合わせた大容量のGISデータのクオリティは、ディスプレイの画面よりも紙などに大きくプリントことで表現される。そのためには、やはり高精細で信頼のおける大判プリンターが必要になる。
矢野教授のチームでは、これまでも日本HPのHP Designjet 4020、HP Designjet T1200などを利用してきたが、今注目しているのは最新機種のHP Designjet T2500PS eMFP。1台にプリント、スキャン、コピーの3機能を搭載し、A0の大判に対応している。
「古地図や屏風絵などを元のサイズで復元するには、できるだけ大判で出力した上で貼り合わせるのがいい。このプリンターはA0対応で、かつ出力スピードも申し分ありません」
もっとも、HP Designjet T2500PS eMFPの特長は、大判対応や出力の速さだけではない。2,400×1,200dpiの印刷解像度を持ち、6色インクで非常に繊細な線画表現を実現できることも見逃せない。このモデルの特徴であるグレーインクを搭載しており、古地図の墨の濃淡も表現できるため、江戸時代に描かれた絵図を原画に忠実に再現したり、戦後に火災保険図を彩色して作成された住宅地図を分析するといった場合にも、大いに力を発揮する。また、クラウドプリンティングに対応しているので、古地図や絵図の収蔵場所から大学のプリンターへクラウド経由でリモートプリントすることも可能。これは大きなメリットだ。
そのほか、HP Designjet T2500PS eMFPは、タッチパネル操作や前面から2本のロールを給紙できるダブルロール対応、高さを抑えたコンパクトボディーなど、扱いやすさにも定評がある。矢野教授もその考え抜かれた仕様を高く評価している。
「日本HPの製品には、やはり信頼感があります。今後は、京都の街並みを3Dで再現して、それを実物大くらいのスケールでプリントして展示してみたいですね」 |
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大正11年の京都市都市計画図データを
プリントして解説する矢野教授 |
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HP Designjet T2500PS eMFP |
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【過去の記事】
(2013/07)先端の次世代地図データベース開発を大データ量・高速処理に優れたワークステーションが支える
(2013/10)大データ量・高速処理に優れたワークステーションが精緻な街並みを描き出す
(2014/01)GISとCADが融合する最前線で活躍するワークステーション
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